閉店や退去が決まると、厨房機器や什器の処分で悩む方は少なくありません。処分業者、買取業者、解体業者をそれぞれ探して、日程も別々に調整するのは大変です。
この記事では、店舗の解体工事と厨房機器・什器の買取を同じ窓口で依頼するメリットと、買取に出す前に知っておきたい注意点を、閉店する店主の目線でまとめます。
解体と買取を一緒に頼む3つのメリット
1. 買取額を工事費から差し引ける
まだ使える機器は、廃棄ではなく査定の対象になります。買取額を解体工事の費用から差し引けば、実質の負担を抑えられます。ただし、買取額は機器の状態や年式で変わり、事前に確約できるものではありません。
2. 窓口と日程が1つで済む
機器の搬出と解体の順番がかみ合わないと、工事が止まったり、機器を一時的に置く場所に困ったりします。同じ窓口で日程を組めば、搬出から解体までを一続きで進められます。
3. 「使えるもの」と「処分するもの」を一度に判断できる
現地で、買取に回せるもの、処分するもの、オーナーに残すものを一度に仕分けできます。仕分けの手間と、処分費の払いすぎを避けやすくなります。
買取の対象になりやすいもの・なりにくいもの
対象になりやすいもの
- 業務用冷蔵庫・冷凍庫、製氷機
- コンロ、フライヤー、オーブンなどの調理機器
- 作業台、シンク、棚など
- テーブル・椅子、レジカウンターなどの什器
- エアコン(状態や設置年による)
対象になりにくい、または注意が必要なもの
- リース品:所有者がリース会社のため、売却できません。返却手続きが必要です
- 残債のある設備:ローンや割賦が残っている場合は、所有権を確認してください
- オーナー・前テナントの造作や設備:自分の所有物かどうかを契約書で確認してください
- 状態の悪いもの:故障、サビ、破損が大きいものは、買取ではなく処分になる場合があります
高く評価されやすくするポイント
- 型番・メーカー・年式が分かる銘板を写真に撮っておく
- 閉店前でも、使える状態のうちに査定を受ける
- 動作確認ができるよう、電源やガスを工事直前まで止めない(事前に相談)
- 清掃しておく(グリストラップ周りや庫内など)
写真で概算を出すためのポイントは写真見積りのチェックリストにまとめています。
依頼から引き渡しまでの流れ
買取額は事前に分かりますか?
写真から概算をご案内できますが、正式な金額は現地での状態確認後に決まります。
買取できないものは処分してもらえますか?
はい。解体工事とあわせて撤去・処分の見積りに含められます。
営業を続けているうちに査定を受けられますか?
可能です。搬出の時期は営業終了日に合わせて調整します。


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