飲食店の閉店は、メニューの終了や従業員への連絡だけでは終わりません。設備の処分、契約の解約、役所への届出、そして原状回復工事と、やることが多く、順番を間違えると費用や日数が余計にかかります。
この記事では、仙台・宮城で飲食店を閉める店主の方に向けて、閉店前に確認したい項目をチェックリスト形式でまとめます。
まず確認:契約書とリース品
- 賃貸借契約書:解約予告の期間、原状回復の範囲(スケルトン返しか内装解体か)
- リース・レンタル品:冷凍冷蔵設備、食洗機、POSレジ、おしぼり・マットなど。自社の所有物か、リース会社の所有物かを区別
- 残債のある設備:ローンや割賦が残っていると、勝手に売却・処分できない場合があります
- オーナー・前テナント由来の設備:造作や設備の所有者が誰かを確認
契約の考え方は仙台の店舗退去、原状回復はどこまでで詳しく解説しています。
厨房まわりのチェックリスト
グリストラップ
油脂分離槽は、清掃と廃棄物の処理が必要です。解体の前に清掃しておくと、工事がスムーズに進みます。
排気ダクト・フード
焼肉店やラーメン店など、換気設備が大きい店舗は、ダクトの撤去範囲を事前に確認してください。屋上や外壁に配管が出ている場合は、オーナー・管理会社への確認が必要です。
ガス・電気・水道
停止や解約の手続きの時期は、工事の予定に合わせます。工事で水や電気を使う場合があるため、解体業者と日程を相談してから停止してください。
厨房機器・什器
冷蔵庫、製氷機、フライヤー、コンロ、テーブル・椅子などは、使えるものであれば買取の対象になる場合があります。処分と買取を別々の業者に頼むと手間が増えるため、解体と同時に査定する方法もあります。
役所・外部への手続き
次のような手続きが必要になることがあります。内容や期限は業種・設備によって異なるため、管轄の窓口で確認してください。
- 保健所:営業許可に関する廃業の届出
- 消防署:防火管理者などに関する届出
- 税務署・年金事務所など:事業の廃止に関する届出
- 酒類を扱っていた場合:必要な手続きの確認
閉店から引き渡しまでの流れ
営業を終えてすぐ工事を頼めますか?
工事の日程は建物の条件や契約の期限で変わります。閉店日が決まった段階で、早めにご相談ください。
リース品は解体業者に処分してもらえますか?
リース品の所有者はリース会社です。処分はできないため、返却手続きをリース会社に確認してください。
写真だけで概算を知ることはできますか?
店内や厨房、搬出経路の写真があれば、概算をご案内できます。


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